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2025.06.06
腹圧ってなに?トレーニング効果を最大化する腹圧の高め方!

こんにちは!トレーナーの川勝です😌
暑い日が多くなってきましたね☀️季節の変わり目は体調を崩しやすいので、お気をつけてお過ごしください🌿
今回のテーマは、「腹圧」についてです!
「お腹に力を入れて!」「腹圧を意識して!」とトレーニング中にお声がけすることがありますが、
実際に「腹圧って何?」「どうやって高めるの?」と、疑問を持っている方もいらっしゃるかと思います😌
“腹圧”は、トレーニングの効率を上げるだけでなく、姿勢改善や腰痛予防など、私たちの身体にとってとても大切な要素となります🔑
今回は、腹圧の基本やトレーニングへの活かし方を解説します!
自宅でできる腹圧の鍛え方も記載していますので、最後まで読んでいただき、実践いただけたら嬉しいです🥰
腹圧とは?─「身体の内側の支え」
「腹圧(ふくあつ)」とは、お腹の中(腹腔)にかかる圧力(=腹腔内圧)のことです。
筋肉でいうと、“インナーユニット”と呼ばれる横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群が連動して働くことで生まれます‼️
たとえるなら、腹圧は身体の内側にあるコルセットのようなものです。
外から巻くベルトではなく、自分の筋肉の力で内側から支えるイメージです💪🏽
腹圧がしっかりかかることで、背骨や骨盤が安定し、トレーニング中のフォームが安定したり、重いものを安全に持ち上げられたりします🔥
腹圧が抜けているとどうなる?
腹圧がうまく使えていないと、以下のようなトラブルが起きやすくなります😣
- ・腰が反って腰痛を引き起こす
- ・スクワットやデッドリフトでフォームが崩れる
- ・力が分散してしまい、重量が上がらない
- ・姿勢が悪くなる、ポッコリお腹になる
トレーニングに限らず、日常生活でも疲れやすくなったり、呼吸が浅くなる原因にもなります。
だからこそ、「正しい腹圧のかけ方」は身につけていただきたいスキルです!
腹圧を高める3つの基本ポイント
① 腹式呼吸をマスターする
腹圧を高める第一歩は、「腹式呼吸」です。
【ポイント】
- ・鼻から息を吸い、お腹を前・横・背中側へ膨らませる
- ・胸ではなく“お腹”がふくらむのを感じる
- ・吐くときはお腹を軽く締めながら、圧を保つ(細く長く吐きましょう!)
この呼吸法を習得すると、腹圧を意識的にコントロールできるようになります。
リラックス効果もあるので、寝る前や日常でのストレス対策にもおすすめです🌿
② ブレーシング(お腹を固める技術)
腹式呼吸に慣れてきたら、次は「ブレーシング」というテクニックです。
これは、「お腹を360度膨らませたまま“固める”」動作です🐾
ただお腹を引っ込める「ドローイン」とは違い、しっかり圧をかけた状態でキープするのがポイントです。
たとえば、お腹をパンチされそうになったとき、「うっ」と自然にお腹に力を入れる感覚。それがブレーシングです😎
【意識ポイント】
- ・お腹を前だけでなく、横・背中側にも膨らませる
- ・肋骨が開きすぎないように
- ・骨盤はニュートラル(反りすぎ/丸まりすぎに注意)
③ 正しい姿勢とフォームの習得
腹圧を保つためには、姿勢そのものを整えることも大切です!
- ・骨盤が前に傾きすぎていないか?
- ・肋骨が開いて「反り腰」になっていないか?
- ・肩がすくんで胸が落ちていないか(猫背になっていないか)?
こうした姿勢の乱れがあると、腹圧は逃げてしまいます。
Welvitzでのトレーニング中は、「腹圧が自然に入るポジション」を一緒に探していきます😌💪🏽
自宅でできる腹圧トレーニング4選
実は自宅でも簡単に腹圧は鍛えられます🔥自宅でもできる腹圧トレーニングの4つのステップをご紹介します!
是非、ご家族で一緒にトレーニングしてみてください!!
STEP1:仰向けで腹式呼吸
- ①膝を立てて寝転がり、片手をお腹に当てて呼吸を感じる
- ②吸うときにお腹がふくらみ、吐くときに軽くへこむ感覚を掴む
STEP2:ブレーシング練習
- ①腹式呼吸をしたあと、息を止めずにお腹を固めてキープ
- ②そのまま5〜10秒キープし、ゆっくりリリース
- (呼吸は止めないように!→ご自身で数を数えることをオススメします!)
STEP3:デッドバグ(仰向けの手足バランス運動)
- ①仰向けで両手両足を上げ、片手や片足、対角の手足をゆっくり伸ばす
- ②腹圧をキープしたまま、背中が床から浮かないように!
- →背中にタオルを引いて、誰かに引っ張ってもらうと分かりやすいです!
STEP4:フロントプランク(下向きプランク)
- ①前腕とつま先をつけてうつ伏せになり、体を一直線にキープ
- ②お尻が上がりすぎたり落ちすぎたりしないよう注意(お尻の穴を締める感覚)
- ③腹圧を感じながら20〜30秒キープ(腰が痛い場合には腹圧が抜けているので、STEP3で強化!)
腹圧を高めることで得られるメリット
腹圧を高める習慣が身につくと、トレーニング効果がグッと上がります💪🏽🔥
- ・正しいフォームが身につく
- ・重量が自然に伸びる
- ・腰痛予防・姿勢改善に
- ・日常生活でも疲れにくくなる
- ・呼吸が深くなり集中力アップ
「腹圧が入る」ことで、体の内側から安定し、パフォーマンスも生活の質もどんどん上がっていきます!😎🐾
“本物の体幹力”を身につけよう
腹圧は目に見えませんが、身体を支える“縁の下の力持ち”です‼️
いきなり完璧にできる必要はありません。まずは、呼吸から。意識から。一歩ずつ取り組んでみてください!🐾
Welvitzでは、トレーニングの中でこの腹圧の使い方を丁寧に指導していきます。
「お腹に力を入れる感覚がわかった!」「腰が痛くならなくなった!」「スクワットの安定感が変わった!」と、嬉しいお声も多数いただいています🥰
Welvitzで“本物の体幹力”を一緒に育てていきませんか?
私たちトレーナーが全力でサポートします🔥どんなお悩みでも、お気軽にご相談ください!