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2025.10.20
活動消費とMetsを知って、毎日の運動をもっと楽しく!

こんにちは!トレーナーの川勝です☺️
今回は「活動消費」を考えるうえで欠かせない指標 Mets(メッツ) について、お伝えしたいと思います👍🏼
Mets(メッツ)とは?
Metsとは Metabolic Equivalent of Task(運動強度の単位) の略で、「その活動が安静時(座ってじっとしている状態)に比べて、どれくらいのエネルギーを消費しているか」を表す数値です👍🏼
- ・1 Mets = 安静時(座っているだけ)の消費量
- ・3 Mets = 安静時の3倍のエネルギーを消費
- ・8 Mets = 安静時の8倍のエネルギーを消費
(例)
- ・歩行(普通の速さ) → 約3.3 Mets
- ・ジョギング(軽め) → 約7 Mets
- ・筋トレ(中強度) → 約6 Mets
エネルギー消費量の計算方法は?
Metsを使うと、自分の活動がどれくらいカロリーを消費しているか計算できます😊
計算式
:消費カロリー(kcal)= Mets × 体重(kg) × 活動時間(h) × 1.05
例えば、体重60kgの人が「普通の速さで30分歩く(3.3 Mets)」とすると…
3.3 × 60 × 0.5 × 1.05 ≒ 104kcal
→ ちょうどおにぎり半分くらいのエネルギーを消費できます!🍙
活動消費を日常に取り入れるコツ
「運動」と聞くとハードルが高く感じる方も多いかもしれませんが、実は 日常の動きも活動消費になります✨
- ・掃除機をかける(3.3 Mets)
- ・買い物で歩く(2.5 Mets)
- ・子どもと遊ぶ(4~5 Mets)
- ・自転車通勤(6~8 Mets)
ちょっとした習慣の積み重ねが、1日の消費カロリーをぐんと増やします💪🏼
Metsを活用して「運動を数字で見える化」しよう!
運動の成果はすぐに見えにくいものですが、Metsを使えば「どれくらい頑張ったか」を数字で確認できます😎
目標としては、週に23 Mets・時以上の活動(中強度以上の運動を合計で約150分)が健康維持に推奨されています。
例えば…
- 1日30分の早歩き(4 Mets × 0.5h)=2 Mets・時
- これを週5日続けると → 10 Mets・時
- 筋トレやスポーツを組み合わせれば、あっという間にクリアできます!
まとめ
「運動はハードルが高い」と感じていた方も、まずは 生活の中の動きをMetsで意識することから始めてみてください💪🏼✨
- ・Metsは活動の強度を表す単位
- ・消費カロリーは「Mets × 体重 × 時間」で算出できる
- ・日常生活の中でもMetsを積み重ねられる
- ・目標は週23 Mets・時以上!
一歩ずつの積み重ねが、健康的でアクティブな毎日につながります‼️